最終データ更新:令和8年10月8日

監理費の内訳と確認のしかた

監理費は「いくらか」よりも「何に対する費用か」で見るものです。 監理団体は監理費を区分ごとに定め、あらかじめ用途と金額を明示して受け取ることとされています。 受入れ企業の側が自分で確かめられるところまでを、順番に説明します。

本ページには金額・相場を掲載していません。 受入れ人数・職種・地域・支援の範囲で大きく変わるうえ、 公表資料から確認できる項目ではないためです。 金額は必ず、検討している監理団体が公表・提示しているもので確認してください。

監理費とは何か

監理費は、監理団体が監理事業に必要な費用として実習実施者(受入れ企業)から受け取るものです。 監理団体は非営利の団体に限られており、監理費はあらかじめ用途と金額を明示したうえで、 適正な種類と額のものだけを受け取ることとされています。

つまり「一式いくら」という形は想定されていません。 見積りがまとまった金額だけで示されている場合は、次の区分ごとの内訳を尋ねてください。

監理費の4つの区分

監理費は次の区分に分けて定めることとされています。 どの区分にいくら乗っているかが分かると、団体ごとの違いが見えるようになります。

区分 何に対する費用か 確認しておくこと
職業紹介費 技能実習生の取次ぎ・あっせんに関する費用 1人あたりか一律か。送出し機関に支払う費用と別か
講習費 入国後講習の実施に関する費用 講習期間中の宿泊・食費・教材費が含まれるか
監査指導費 監査・訪問指導など、監理事業そのものに関する費用 毎月発生するか。訪問の頻度と何が含まれるか
その他諸経費 上記以外で監理事業に必要な実費 何が該当するか。都度精算か定額か

区分の名称・考え方は公表資料にもとづいています。実際にどの費用がどの区分に入るかは 団体によって異なることがあるため、見積りと規程を突き合わせて確認してください。

業務運営規程で確かめる

監理団体は監理費の額と算出方法を業務運営規程に定め、 その規程をインターネットで公表することが求められているとされています。 公表されているものなので、提示を受ける前に自分で見ることができます。

本サイトの各団体の詳細ページには、公表されているホームページのURLを掲載しています (掲載があるのは1,307団体です)。 まずそこで規程を探し、見つからなければ団体に直接尋ねてください。

  • 公表されている規程の監理費と、提示された見積りの金額が一致しているか
  • 区分ごとの金額と算出方法(1人あたり・月額・一時金の別)が書かれているか
  • 規程がいつ時点のものか(改定されていないか)

監理費と別に発生しうる費用

監理費は監理団体に支払うものです。受入れ全体では、これとは別に費用が発生することがあります。 「監理費に含まれるか、別か」を区分ごとに確認しておくと、後の食い違いが減ります。

  • 送出し機関に関する費用
  • 渡航に関する費用
  • 住居の確保・家賃・水道光熱に関する費用
  • 技能検定の受検に関する費用
  • 帰国旅費

これらは誰がどう負担するかが定められているものもあります。 負担の可否は制度上の定めによるため、団体の説明と公表資料の両方で確認してください。

比べるときの並べ方

総額だけを並べても比較になりません。同じ金額でも含まれる業務が違うためです。 次の3列で並べると、条件をそろえて比べられます。

  • 区分(職業紹介費/講習費/監査指導費/その他諸経費)
  • 発生のしかた(一時か毎月か、1人あたりか一律か)
  • 含まれる業務(訪問の頻度、通訳、トラブル時の対応など)

候補を絞るところまでは公表資料でできます。 都道府県・ 職種・ 受入れ国で絞り込んでから、 残った団体に見積りと規程を求めてください。

本サイトは情報提供のみを行っており、監理団体の紹介・取次ぎ・斡旋は行っていません。 また、在留資格の申請手続に関する業務も行いません。

よくある質問

監理費にはどのような区分がありますか。

監理費は、職業紹介費・講習費・監査指導費・その他諸経費の区分ごとに、あらかじめ用途と金額を明示して受け取ることとされています。まとめて「監理費」として提示されている場合は、この区分ごとの内訳を尋ねてください。

監理費の額はどこで確認できますか。

監理団体は監理費の額と算出方法を業務運営規程に定め、その規程をインターネットで公表することが求められているとされています。公表されている規程と、提示された見積りが合っているかを突き合わせるのが確実です。本サイトでは金額・相場を掲載していません。条件によって大きく変わるうえ、公表資料から確認できる項目ではないためです。

監理費のほかに費用はかかりますか。

監理費は監理団体に支払うものです。これとは別に、送出し機関に関する費用、講習に関する費用、渡航費、住居費などが発生することがあります。どれが監理費に含まれ、どれが別に発生するのかを、区分ごとに確認してください。

他社より監理費が安い監理団体を選んでよいですか。

総額だけでは比較になりません。同じ金額でも、含まれる業務の範囲、訪問や面談の頻度、通訳の手配、トラブル時の対応が団体ごとに違うためです。区分ごとの内訳と、それぞれに含まれる業務を並べて比べてください。

このサイトで調べる

出典

本ページは、上記の公表資料と本サイトが取り込んだ名簿データにもとづいて作成しています。 制度の要件や手続の細部は改正されることがあります。実際の判断にあたっては、 かならず最新の一次資料をご確認ください。

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